2012年7月2日月曜日

機内誌から情報を得る

飛行に入ると、前席の座席ポケットに入っている機内誌をパラパラとめくる人は多いのだが、たいていは途中でやめてしまう。ところが、乗客にとっての重要な情報は最後の一〇ページにまとめられているのだ。機内のアナウンスは、乗客が機内誌に記載されている情報を前提になされるので、ここの情報には注意する必要がある。

まずは飛行ルート図。路線図と違って詳細な地図を使って飛行ルートを示しているので、どこを飛んでいくのかが理解できる。二つめは使用機種の説明で、搭乗機の性能や客室内の図を見れる。

機内での自分の位置、非常口の位置、そしてトイレがどこにどれだけ設置されているのかが確認できれば、空いているトイレを探すことも可能だ。ジャンボ機の後部にひとつだけある、広めのトイレも発見できる。

そして、機内の娯楽設備の案内。取り扱いの説明と、プログラムが記載されている。多くのエアラインでは、路線ごとに放映する映画のメニューと日本語の吹き替えの有無を告知してあるので、あらかじめ見たい映画の目星をつけておこう。

さらに、エアラインからのお知らせや一部の乗客には大切な情報が書かれていることも多い。乳児を連れた乗客は、紙オムツの用意やオムツの交換台の設置されているトイレなどの情報は重宝するはずだ。