仙台は建設が決定
東北の拠点空港として発展している仙台空港にも、アクセス鉄道の建設が始まっている。JR仙台駅から空港(現在はバスで約四〇分)までの七キロに建設するもので、二〇〇六年度に完成すれば七分(快速)で結ばれる。
天神から11分の福岡空港
日本でアクセスが一番便利な空港は、福岡空港だ。福岡市の中心部を走っている地下鉄を延長し、博多(JR)から五分、天神から11分、姪浜からでも25分でターミナルビルに到着する。
所要時間の短さに加え、41分という短い運転間隔は市内の交通機関ならではの便利さだ。列車は姪浜からそのままJRの筑肥線に乗り入れ、唐津までを1時間30分で結ぶ。
宮崎から直通列車が開通
日本でもっとも新しい空港アクセス鉄道だ。日南線の田吉付近から2.6キロの専用線を引き込み、宮崎から10分前後で到着する。空港からは日豊本線で延岡(所要時間1時間15分程度)や博多行きの特急も出発している。
2012年7月2日月曜日
空港の交通アクセス
伊丹にできたモノレール
大阪都心(梅田)と伊丹空港を結ぶ空港バスは所要時間が約三〇分で便利だが、ラッシュ時は高速道路が渋滞し、乗っている乗客はやきもきする。
近年開通したモノレールは都心と直接結んではいないが、空港から千里中央(一三分)を通って門真市までを三六分で走る。したがって、なんば、心斎橋方面からの地下鉄に乗り、千里中央でモノレールに乗り換えると、梅田から四〇分程度(電車の乗車時間は二九分)で、ターミナルビルに確実に到達できる。
関空は鉄道が一番便利
関西空港は当初から鉄道をアクセス交通のメインに位置づけていただけあって、便利だ。鉄道の改札口を出て空港のターミナルビルへ向かうと、一直線で同じフロアにある出発カウンターに到達できるのは気持ちがよい。
JRは京都から新大阪(所要時間四六分)、天王寺-関西空港(同三〇分)の特急「はるか」が三〇分ごとに走っているほか、和歌山からの普通電車が日根野で空港線に接続する。私鉄は「鉄人28号」とアダ名された南海電車の特急「ラピート」が、なんばとの間を三〇分で結んでいる。
札幌まで意外とかかる新千歳空港
新千歳空港は、日本で最初に鉄道をターミナルビルまで引き込んだ空港だ。到着客がビルの地下まで降りていくと、ホームに札幌行きの列車が待っている。
特に北国の冬に寒風や雨にもあわずにアクセス交通に乗り継げるのは、ほんとうに有難い。本土の人間が札幌空港などと呼ぶように、札幌市の一部にあるかのように誤解していると、所要時間は10分前後かと思ってしまうのだが、実際は快速で三六分もの距離がある。快速は一五分間隔なので、アクセス時間としては札幌市内まで一時間をみておく必要がある。
大阪都心(梅田)と伊丹空港を結ぶ空港バスは所要時間が約三〇分で便利だが、ラッシュ時は高速道路が渋滞し、乗っている乗客はやきもきする。
近年開通したモノレールは都心と直接結んではいないが、空港から千里中央(一三分)を通って門真市までを三六分で走る。したがって、なんば、心斎橋方面からの地下鉄に乗り、千里中央でモノレールに乗り換えると、梅田から四〇分程度(電車の乗車時間は二九分)で、ターミナルビルに確実に到達できる。
関空は鉄道が一番便利
関西空港は当初から鉄道をアクセス交通のメインに位置づけていただけあって、便利だ。鉄道の改札口を出て空港のターミナルビルへ向かうと、一直線で同じフロアにある出発カウンターに到達できるのは気持ちがよい。
JRは京都から新大阪(所要時間四六分)、天王寺-関西空港(同三〇分)の特急「はるか」が三〇分ごとに走っているほか、和歌山からの普通電車が日根野で空港線に接続する。私鉄は「鉄人28号」とアダ名された南海電車の特急「ラピート」が、なんばとの間を三〇分で結んでいる。
札幌まで意外とかかる新千歳空港
新千歳空港は、日本で最初に鉄道をターミナルビルまで引き込んだ空港だ。到着客がビルの地下まで降りていくと、ホームに札幌行きの列車が待っている。
特に北国の冬に寒風や雨にもあわずにアクセス交通に乗り継げるのは、ほんとうに有難い。本土の人間が札幌空港などと呼ぶように、札幌市の一部にあるかのように誤解していると、所要時間は10分前後かと思ってしまうのだが、実際は快速で三六分もの距離がある。快速は一五分間隔なので、アクセス時間としては札幌市内まで一時間をみておく必要がある。
ようやく便利になりてきた国内空港へのアクセス
羽田空港には京急が乗り入れ
九八年にターミナルビル地下に京浜急行が直接乗り入れを始めたことにより、羽田空港へのアクセスは格段に便利になった。モノレールだけのときは、いずれの方面からでもJRの浜松町で乗り換えて空港へ向かったのだが、階段の利用も少なくなって航空旅客の乗り換えの手間は大幅に軽減された。
京急は品川から一五(快速特急)1二六分(急行)で結ぶが、新橋、宝町、人形町など都心の東側を抜ける都営地下鉄浅草線、京成電鉄と相互乗り入れをして成田空港までエアポート快速特急で約二一〇分)直通運転もしている。
将来的には、都営浅草線を東京駅まで乗り入れるのと、蒲田駅で東急電鉄との線路をつなぐ構想があり、ますます便利になりそうだ。渋谷から直通の列車が乗り入れることが実現すれば、東急沿線の住民だけでなく、京王、小田急沿線の住民も楽になる。
成田空港は鉄道抜きでは成り立たない
当初の成田空港の地下駅は、将来建設する構想の「成田新幹線」用に用意されたものだったため、開港当時のアクセス交通は、箱崎から運行されるリムジンバスに全面的に頼らざるを得なかった。
多くの乗客が不満をこらえ、高速道路のラッシュに肝を冷やしながら成田へ向かっていたが、運輸省はいつできるかもわからない新幹線のために計画を変更しようとはしなかった。
ところが、時の運輸大臣だった石原慎太郎氏が窮状を見かね、「鶴のひと声」で在来線の乗り入れが決まり、近くを走っているJRと京成が地下駅への線路をつないだ。
いまや東京駅と空港を六〇分で結ぶ成田エクスプレスはJRの稼ぎ頭となり、北は大宮、池袋、西は新宿、南は横浜、大船まで延長運転されている。確かに成田エクスプレスは快適で、運転本数も多いが、運賃は高い(東京駅―成田空港二九四〇円)のと、立ち席が認められていないのが残念だ。
一方、京成の空港特急スカイライナーは上野または日暮里から六〇分で1000円安い。もっとも安いのは京成の普通の特急で、所要時間は七二分かかるものの運賃は1000円ポッキリだ。
九八年にターミナルビル地下に京浜急行が直接乗り入れを始めたことにより、羽田空港へのアクセスは格段に便利になった。モノレールだけのときは、いずれの方面からでもJRの浜松町で乗り換えて空港へ向かったのだが、階段の利用も少なくなって航空旅客の乗り換えの手間は大幅に軽減された。
京急は品川から一五(快速特急)1二六分(急行)で結ぶが、新橋、宝町、人形町など都心の東側を抜ける都営地下鉄浅草線、京成電鉄と相互乗り入れをして成田空港までエアポート快速特急で約二一〇分)直通運転もしている。
将来的には、都営浅草線を東京駅まで乗り入れるのと、蒲田駅で東急電鉄との線路をつなぐ構想があり、ますます便利になりそうだ。渋谷から直通の列車が乗り入れることが実現すれば、東急沿線の住民だけでなく、京王、小田急沿線の住民も楽になる。
成田空港は鉄道抜きでは成り立たない
当初の成田空港の地下駅は、将来建設する構想の「成田新幹線」用に用意されたものだったため、開港当時のアクセス交通は、箱崎から運行されるリムジンバスに全面的に頼らざるを得なかった。
多くの乗客が不満をこらえ、高速道路のラッシュに肝を冷やしながら成田へ向かっていたが、運輸省はいつできるかもわからない新幹線のために計画を変更しようとはしなかった。
ところが、時の運輸大臣だった石原慎太郎氏が窮状を見かね、「鶴のひと声」で在来線の乗り入れが決まり、近くを走っているJRと京成が地下駅への線路をつないだ。
いまや東京駅と空港を六〇分で結ぶ成田エクスプレスはJRの稼ぎ頭となり、北は大宮、池袋、西は新宿、南は横浜、大船まで延長運転されている。確かに成田エクスプレスは快適で、運転本数も多いが、運賃は高い(東京駅―成田空港二九四〇円)のと、立ち席が認められていないのが残念だ。
一方、京成の空港特急スカイライナーは上野または日暮里から六〇分で1000円安い。もっとも安いのは京成の普通の特急で、所要時間は七二分かかるものの運賃は1000円ポッキリだ。
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